そのカワイイは誰のため?ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話
関連タグ
あらすじ/作品情報
SNSや雑誌、WEB、TV、街の広告には「カワイイ」があふれてる。でも、そんな「社会が決めたカワイイ」にあてはまらなかったらダメなの?小5でつけられたあだ名は「デブスパッツ」。世の中がよしとする「キレイ・カワイイ」理想像のレールには乗れていなかった。「私も痩せてキレイにならなくちゃ」と底のないダイエット沼に堕ち、常に容姿コンプレックスと闘い続けた10~20代。でもホントに、本当に、それが絶対的に美しい? 米国留学やスリランカ単身駐在を機に、自分を肯定して自分に自信を持っている状態(=セルフラブ)こそが本来の美しさだ、と気づかされた。それを、同じような悩みを持つ人たちに伝えたくて、大好きになったスリランカで、現地の女性たちと、セルフラブをテーマにサステナブルなフィットネスウェアのブランドを立ち上げた。フィットネスは痩せるためだけのものじゃなく、心と身体を笑顔にする。美の概念も、幸せの尺度も、決してひとつじゃない。ルッキズムの呪いに苦しめられている人へのラブレターとして、30代女子が綴る、約20年にわたるルッキズム激戦記。